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創業融資専門家コラム

2019.01.26
13 HOW?創業計画書をどうまとめるのか

自己流でもいいが、明快に

以前のブログに書いた通り、創業計画書は事業計画書と同様に、用途・目的に応じてどこに力点を置くかが変わってきます。1枚の創業計画書ですべての案件に対応できるというものではないので、自己流でまとめてもいいでしょう。概略を示すと、

・事業の内容とその事業を始めるきっかけ

・主要な顧客や取引先、仕入先

・人員の予定

・3か月~半年程度の売上予測と資金繰り状況

・事業像(どのような事業家になりたいか)

といったことを自分の言葉で明快に示していけばよいでしょう。事業計画書となると、A4用紙に数枚から数十枚、事業や収支、人員、資金にわたる計画を3年先、5年先までこと細かにまとめるケースも多いものです。業歴や実績があるうえで事業計画書を作成することになるので、大作になることも多いでしょう。

創業計画書はA3用紙で1枚

しかし、創業時に融資を受けるための創業計画書は、そのような大作でなくてかまいません。むしろ、そのようなものではいけません。なぜなら、ストレートに伝えるべきことが伝わらないからです。

日本政策金融公庫創業計画書PDFファイル

添付の書式は、日本政策金融公庫の創業融資にかかわる創業計画書ですが、実物はA3用紙で1枚です。これで「必要かつ十分」なんです。数枚や数十枚にわたるような計画書を創業時に書き上げられるほど”ネタ” はないはずですし、もし、書き上げたとすれば、相当に饒舌かつ自己満足に満ちた内容になっていることでしょう。

創業計画書では、事業の内容が簡潔にまとめられており、そこにストーリーがあるかが見られると思ってください。そのため、A3用紙1枚の創業計画書といっても、手軽にまとめられるものでは決してありません。実際には、A3用紙1枚の創業計画書を十分満足できる状態にまで、自分だけでいっぺんに仕上げられる人は少ないでしょう。

また、何とかまとめたとしても融資はもちろんのこと、出資を受けたり新たな提携を結んだりといった目的を実現するには、不十分な記述となるものが多いはずです。場合によっては”過ぎたるは及ばざるが如し”で、事業内容や将来計画が広がりすぎて要領を得ず、結局は的を射ていない内容になってしますケースもあります。

どの部分をどのようにまとめるかについては、今後詳しく紹介していこうと思います。現段階では「最初は自己流でもかまわないが、1回つくったらそれで完成というものではなく、磨きをかけることが大切だ」と覚えておいてください。

必要十分な創業計画書ができ上がれば、きっとあなたのビジネスは「スタートするに足る」ものになっているはずです。

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